
今回はABCアカデミーの古田さんに独占インタビューをしました!!
ABCアカデミーはハイブリッド型のレッスンを行っているという大きな特徴がありますが、それ以外の特長や、どんな生徒が学習しているかなどを教えてもらいました。
古田さん本日はよろしくお願いします。

ABCアカデミーの古田です。
本日はよろしくお願いします。
ABCアカデミーの特長

ABCアカデミーの特徴ともいえるハイブリッド型レッスンについてどの様なレッスンなのか簡単に紹介してください。

はい。ハイブリッド型学習レッスンとは日本人講師から日本語で英語を学び、学んだ結果をフィリピン人講師との会話で実践することができるABCアカデミーでしか行なえない授業システムです。

日本人に教えてもらって外国人で実践するんですね。日本語で学ぶことで英語への理解が早く上達しそうですね。
ABCアカデミーのハイブリッド学習とは
ABCアカデミーの最大の特長は、日本人教師と外国人教師がタッグを組んで効率的な英語学習を展開するハイブリッド学習という点です。日本語で指導した方が効率的な学習と外国人を活用した方が良い学習それぞれの特性を生かした指導を行えるというのが大きな特徴です。
詳細はこちらの記事でご紹介していますのでご確認ください。
この、あまりにも特徴的なレッスン形態ですが、それ以外にもABCアカデミーならではの指導の特徴はあるのでしょうか。
カウンセリングでレッスン効果を最大化

ハイブリッド型レッスン以外に、他のスクールではまねできないようなサービスがあれば教えてください。

はい。当スクールで行っている日本語対応でのカウンセリングは他のスクールには少ないサービスだと思います。 英語の勉強方法がわからない生徒が当スクールに集まりますが、その悩みは多岐にわたっています。
カウンセリングを通してその生徒の悩みにちゃんと向き合、一人一人に合った学習方法を提供することが、英語力UPに導いていくために重要な取り組みと考えています。

まず生徒とカウンセリングをしてから学習プランを立てるのですね。具体的にどのようにカウンセリングを行うのですか?

はい。まずは、生徒がどうして英語を学習をしようと考えているのかを聞きます。この学習の目的が一番重要で、目的によってオススメする教材や講師など、指導パターンについて確認していきます。日本語でしっかりコミュニケーションをとることで生徒との認識のずれをなくしてプランを立てられるという点が大きな特徴と言えます。

英語が話せるようになりたいって人は多いですが、その目的は様々ですよね。その目的の数だけ学習指導の方法は異なるってことですね。

目的や目標が明確であればあるほど学習効率は高くなりますから最初のカウンセリングはとても重要なんですね。
- 英語学習目的
- どれくらいの期間で学習するか
- レッスンはどの位の頻度で受講するか
- どのレベルの英語力を目標にするか
- 英語力チェックの結果からおススメ教材の提案
- おススメの講師、レッスンスタイルの提案
ABCアカデミーの実績


ハイブリッド型レッスンが特徴的ですが、ABCアカデミーのレッスンはどんな生徒が受講しているのか事例をいくつか教えてください。

色々な目的や英語力の生徒がABCアカデミーで英語の学習をしています。4人の生徒についてご紹介します。
- 会社の事情で英語が必要になった会社員の例
- 趣味で通う40~50代の主婦
- 20代前半の大学生
- ワーキングホリデー中の生徒の例
生徒事例1:会社の事情で英語が必要になった会社員の例
一人目は、会社が海外進出する為、英語の習得が必要になった会社員の例です。この生徒は、次のような趣味や興味があるものなどの身近なトピックで会話をすることができる上初級レベルの生徒です。
Excuse me, Toilet is broken. Can you please fix it?

この生徒は、現在もレッスンを継続していますが、1年1ヶ月程度ハイブリット型学習レッスンを受講して、海外の現地スタッフとオンライン面談を英語で行えるレベルまで上達しています。

生徒の成長に合わせて初級から上級まで指導レベルを変えて、英語力に合わせた生徒指導を行っているのですね。
生徒事例2:趣味で通う40~50代の主婦
次の生徒は、趣味で英語を勉強している40~50代の主婦の方の例です 。この生徒は、次のような自分に起きたことを、考えながらゆっくり表現できる初級レベルの生徒で、日本人講師での受講を希望して、外国人講師の受講は望んでいませんでした。
I went to the exhibition yesterday with my friend and we had dinner.

趣味で学習を始める人は学習の目的が不明確な生徒が多いので最初のカウンセリングでしっかりプランを立ててレッスンを開始しました。また、この生徒は外国人講師の受講を望んでなかったので、無理に外国人講師は勧めずに、最初は月に1度の受講を提案しています。

希望していない生徒に外国人講師の受講を進める理由は何ですか?

はい。英語は外国人と話すための言語なので、外国人と英語を話すことで、成長を肌で感じてもらう事が出来る良い経験になるからです。

英語を学んでいる以上、何らかの形で成長していることを実感してもらう事が継続に向けてのモチベーションになりますから、いやな事でも少しずつチャレンジすることが重要なんですね。
- 趣味で英語を学習している生徒の多くは目標が不明確なので、ゴールセッティングをいっしょに考える。
- 英語学習を継続するために無理のないプランを立てる。
- 外国人講師が苦手な生徒は、外国人講師の受講は、成長確認の場として月1回の受講を進める
生徒事例3:20代前半の大学生
続いて、英語力はあるものの、中級レベルに向けて伸び悩んでいる大学生の例です。学習当初は、簡単な要望を英語で伝える事が出来る上初級程度の英語力でした。
The toilet doesn't flush. Can you come here to fix it?

実はこのレベルから伸び悩む人は非常に多いです。大学の講義ですべての疑問が解消するわけではなく、教えてもらえる機会も減ってきます。一人で学ぶにも学習方法に限界があり、学習方法を変えなければ、大きく英語力が伸びることは難しくなります。

このレベルの大学生は、自学習や大学の講義や教授との会話からどんどん上達するから、スクール通う意なんて必要ないって思っていました。

このような生徒にはハイブリッド型学習が効果的です。まずは、 1~2ヶ月程「Side by Side」の一番高いレベルから初めて、その後は数ヶ月ほど会話を理解し質問に答える「Easy Conversation」で日本人講師と外国人講師を交互に受講してもらいます。

まずは、数ヶ月でさまざまなシチュエーションで使うフレーズを学んで、実践的なシーンに慣れることで、外国人と話す恐怖感をなくしたり自信をつけてもらうんですね。

はい。理由は目標が英語が必要な企業への就職なので、意思の疎通だけではなく、ビジネス上のコミュニケーションが取れる必要があります。そのため日本人講師から正しく意味やニュアンスを学び、フィリピン人講師でアウトプットして確認するという学習が重要になります。
1年後には、ビジネスで通用する Discussionという議論が出来る上中級まで上げるプランで学習しています。
生徒事例4:ワーキングホリデー中の生徒
最後は、 海外ワーキングホリデー中で英語学校には通っていない、もしくは短期しか行かなかったなどで未だ英語ができなくて焦っている方の例です。 この方も、大学生と同様で、簡単な要望を英語で伝える事が出来る上初級程度の英語力でした。

海外に学びに行ってても英語が上達せずに伸びや病んでいる人は多いのですか。

はい。海外に行くだけの一定の英語力があっても、短期間で中級レベルに上達するのは難しいです。この生徒も初めの1~2ヶ月ほど「Side by Side」の一番高いレベルからハイブリット型学習レッスンで始めます。その後は、海外ですぐに実践できるように、「English for Trip」を用いて、海外での旅行中や外出先で使われるフレーズを学びます。

海外にいるので実践の場が多いから上達は速そうですね。

はい。でも、自由に会話をしていても上達は限定的になるので、ハイブリッド型レッスンで、日本人講師と外国人講師を交互に1コマ、同じページを行いながら確実な英語力を身に付けてもらいます。およそ6ヶ月の期間で中級レベルに持っていくレッスン計画になります。

ありがとうございました。4名とも様々な背景で英語学習を始めている中で、カウンセリングをしっかり行って、最適な学習プランでレッスンを進めているということが分かりました。
こんな生徒にはどんな流れでレッスンする?
ここまで生徒の例を紹介してもらいましたが、他にも英語に対しての苦手意識や、短期間での習得を必要としている生徒などがいます。ここからは、こんな生徒だったらどんなカリキュラムを提案しますかという仮想プランを考えてもらいました。
中学受験を終えて、中学英語を先取りする小学6年生
小学生の英語教育が始まったものの、中学受験を考えている子供は、受験科目ではない英語の勉強はしなかった。中学受験を終え、4月から私立中に通うが、中学校の英語は小学校での英語教育を受けている前提で始まる為、中学に入る前に小学英語を少しでも学習しておきたい。

中学受験を終えた2月中旬から4月の中学入学までの短期間で、中学英語でつまづかないように小学校の英語学習を振り返り学習したいという子供にはどの様な指導をするんでしょうか。

まずは英語の文法レベルを確認します。文法の理解が浅い場合は、「Simon method」という当スクールオリジナルの日本語で作ってある文法教材を使って学習を開始します。

レッスンは日本人講師だけで進めるのでしょうか。

いえ、中学生だから日本人講師だけで学習を進めたいと考えているご家庭も多いですが、 英語は外国人と話すための言葉なので月に1回でもいいので、外国人講師の講義を受けるように勧めています。

趣味で勉強している人の例と同じで、小学生も外国人講師の講師を受けることで成長を実感してもらったほうが上達が早いという事でしょうか。

それもありますが、日本人講師との英語レッスンだけだと「勉強」という概念が強くなってしまうので、外国人講師とも話をして英語を楽しむことも知ってもらう事が最大の目的です。

中学生の時に英語に苦手意識を持つと、高校、大学、社会人になっても苦労しますからね。英会話を楽しんでもらうというのはとても重要ですね。
英語が全くできず、コンプレックスを抱えたまま大人になった社会人
中学の時から英語に苦手意識を持ったまま社会人になったけど、海外出張が決まり英語が話せる必要に迫られている人にはどのようなレッスンをおススメしますか?

英語にコンプレックスを持っている人は、話すことに非常に抵抗を感じています。まずは間違った英語でも話してよいのだという考えを身に付けてもらうところから始める必要があります。

コンプレックスを取り除くのは非常に難しい気がしますね。日本の英語教育にどっぷりハマってきた人には「間違えてもいい」という意識を持ってもらう事は重要ですね。

そして、学習のためのカウンセリングですが、まずは、どの国へ出張するのか行くのかを確認します。イギリス英語やオーストラリア英語、アメリカ英語など英語の種類が様々です。そういった部分まで明確にしてから指導パターンを決めていくことになります。

ちなみに、比較的近い未来に海外出張が必要になる場合は、どのようなプランが考えられるのでしょうか。

残念ながら短期間で英語を上達させる魔法はありません。英語のレベルにもよりますが、日常会話も難しいようなレベルであれば、生徒さんのためにも、目的達成が難しいことをハッキリと伝えています。

やっぱり、短期間で習得できるような都合の良い学習法はないんですね。でも、変に期待して続けるよりもはっきり言われた方がありがたいかも。
無理って伝えて、現実的なプランを提案してもらえるのですか。

そうですね。今回のケースから考えられるプランは、1年間の計画を立てさせていただきます。最初の6ヶ月はハイブリット型学習レッスンを行い、その後、簡単な議論をする教材に入ります。そして、最後の1~2ヶ月ぐらいでビジネス英語の教材でメール、プレゼン、打ち合わせなどで使うフレーズを学んでいく、1年間のプランが考えられます。
ABCアカデミーの料金制度について

料金は有効期限のあるポイント制ですね。ポイント制はポイントを使いきれず終わってしまい、それに不満に感じる生徒もいると思います。ABCアカデミーがポイント制を採用している理由を教えていただけますか。

ポイント制では、レッスンを受けた時だけ支払いが発生します。従って、自分のペースでレッスンを進める事が出来ます。有効期限付きのポイント制を導入している理由は、事前購入をすることで継続学習の理由付けになることも期待しています。

そうなんですね。でも、有効期限が1ヶ月で、講師によって必要なポイントが異なるので、端数ポイントが使い切れない事が多いのではないでしょうか。

購入するポイントに応じて4つのプランを用意しているので、無理のないプランを選択できます。また、ポイントは追加購入が出来るので、ポイントが足りなくてレッスンが受けられない場合は、追加ポイント購入する事が出来ます。
また、ポイントの有効期限は、追加購入したタイミングで保有しているポイント全てが購入ポイントの有効期限に更新されるので、無理に1ヶ月で消費させる必要はありません。

端数のポイントが使えずに失われていくという心配はなさそうですね。ただ、1回のレッスンで必要なポイントは1,000円程度なので、追加のポイント購入が、2,200円だと、翌月使い切れなくなるのではという心配が出てきますね。。

そうですね。ポイントを消費しきれないという心配の声は、生徒さんから相談を受けることがあります。当スクールでは、そういった声に対応するために、1ヶ月1回ぐらいのペースで定期的に1コマ50pt or 100ptで提供するキャンペーンを行ったり、生徒さんの状況に応じて消費しきれない状況にならないように柔軟に対応させていただいています。

そうなんですね!!
ルールだからとあきらめずに相談することで柔軟に対応してもらえるのはありがたいですね。しかも、外国人講師じゃなく日本人講師に相談できる点も非常に助かりますね。
- 追加ポイントは、2,200円で購入可能。 (2,000ポイント分)
- 月額定期購入プランの購入者のみ利用可能
- 月額定期購入ポイントが使いきれない月は、追加ポイント購入で有効期限を1ヶ月延長できる
- 定期的なポイント提供キャンペーンなどポイントが消費できない状況を回避する対応も充実
英語学習を継続するコツ


最期に、英語が苦手な人の多くは学習が続かないという事情があると思います。ABCアカデミーで、英語学習を継続させるための工夫などがあれば教えてください。

英語学習の継続でも重要なのは日々のカウンセリングになります。 カウンセリングで学習頻度、学習期間まで決めてからその計画通りにレッスンを開始して頂いてますが、それはモチベーションを高めるためです。

なるほど!!ハイブリット型学習など生徒の目的に応じた指導方法の提供も重要ですが、生徒が抱えている不安を取り除きながら継続して計画的に学べる環境を提供する事が何より重要ですよね。
古田さんのお話を聞いてABCアカデミーがカウンセリングをとても大事にされているということがとてもよく分かりました。
本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました!!
まとめ
今回はABCアカデミーの先生からレッスンの詳細についてお話を聞ける良い機会をもらえました。日本語で確認したいときは日本人先生と話して、英語で試したいときは外国人の先生にお願いする事が出来るなんて、美味しいどこ取りの効率的なレッスンですし、それ以上に、先生方の生徒に英語が話せるようになって欲しいという思いが伝わってきました。
英語が苦手な人は成長すればするほどコンプレックスが大きくなって英語を避けてしまう傾向にあるので、勇気を持ってABCアカデミーに相談してみると、新しい自分を見つける事が出来るかもしれませんね。
ABCアカデミーのレッスンの詳細を紹介している記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。