昔から英語コンプレックスで、自分は「英語なんて話せるようになんかなるわけない!!」って気持ちでいました。
でも、本音は話せるようになりたいと常々思っていたんです。だから、いろいろな英語の参考書を買い漁って中途半端に英語学習続けていました。
いずれは英語を話したい人向け教材

今は英語話せなくても困っていないけど、いずれは英語を話せるようになりたい。その程度の気持ちで英語と向き合っている人って結構いると思います。いえ、ほとんどの日本人ってそうなんじゃないかなって思います。
そんな程度の気持ちでも、無理なく英語の勉強が続けられるなら初めて見たいですよね。
中学1年生程度の英語ならギリギリなんとかなるかもって思っているなら、次の2つの教材は英語学習にすごく有効です。ちょっとずつですが、英語がわかる気持ちになってきますし、勉強の継続も比較的容易だと思います。
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
- NHKラジオ 中学生の基礎英語
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
一つ目は、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」です。初級編はすごーく簡単な英文が並んでいます。見開きの左ページに日本語が書かれていて、右側にその英訳が書かれています。
左側の日本語の文章を見て、その直後に英文で声に出して読み上げる。これだけです。最初は言葉が出てこないかもしれません。そんな時は、右側の英訳を見て音読すればいいのです。繰り返していれば、右側見なくても音読できるようになります。
音読できるようにならないのは、繰り返しが足りないだけです。急いでないならコツコツ継続できます。だって、英文見たらかなり簡単なんですから。私の考える3つの特徴について記載しています。
特徴1:超簡単な簡単な単語と英文
今本のすごいところは、とにかく英文が簡単であることです。このレベルから始めるのは馬鹿にしているのか?って思ってしまいますが、簡単ならどんどん進めていけばよいのです。でも最初はそんなにすいすい進むものではありません。
特徴2:すぐ答えが確認できる
見開き左側に日本語、右側に英語の文章が載っているので、日本語を見て、英文を作った直後にすぐに答え合わせができます。冠詞ミスとか複数形にし忘れたりとかちょっとしたミスは答えが別ページだと忘れちゃったりしますが、瞬間英作文では、視線を右に移すだけですぐ確認できるので、細かい点までチェックできます。
特徴3:1ページ10文程度だから続けられる
英語が苦手な人が英語学習を継続できない理由の一つとして、学習量の多さがあると思います。短期で習得する必要性のある人は仕方ないと思います。でも、現時点で困っていない人は、頑張りすぎる必要はありません。読書の一環として読める簡単な英文を1日10文程度読むだけでよいのです。繰り返していれば、そのうち右の英文見ないで話せるようになります。そんな楽な気持ちで始められるので継続できます。
中学生がハマるNHKの基礎英語
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の英文が難しいと感じているなら、英語の基礎から始めてみてはいかがでしょうか。
基本中の基本から学びなおしたい。そんな方には、NHKの中学生の基礎英語Ⅰががおすすめです。まさに、中学入学してほぼ英語力ゼロの子供が学ぶために作られたNHKの教材です。ここから初めて、NHKのラジオ英語を聴きながら東大レベルの英語力を身に着けた人もいるくらいNHKのラジオ英語教材は優れています。
まずは、その最初の簡単な基礎英語を学んでみてはいかがでしょうか。4月から新しいストーリーが始まっています。過去テキストも購入できるので、今からでも十分始められると思います。
特徴1:中学のカリキュラムよりちょいムズ
息子が毎日聞いていますが、中高一貫校の英語のカリキュラムより少しだけ難易度が高い構成になっているように思えます。難易度というよりも進捗が早いという感じかもしれません。だから、学校の英語の授業には無理なくついていけています。
特徴2:ストーリが中学生向け?
ストーリーには河童が登場します。その時点で中学生向けなのか?って思いますが、普通の日常に河童という偶像のキャラクターが自然に入り込んでいます。その利点は、日本語ならわかることを河童が英語を通して体験できている点にあるように思えます。日本語でも難しいような会話だと英語では疲れてしまいますが、その点をよく考えて構成している教材です。
特徴3:視聴媒体が豊富
ラジオ英会話は朝ドラで話題にもなりましたが、ラジオで聞くだけではなく、CDでも販売しています。1週間遅れになりますが、ネット配信もあります。ラジオだけだと、1日2回決まった時間を逃すと聞けませんが、アプリであれば、好きな時間に何度でも聞けます。ネットは1週間遅れでの配信で、期間決まっていますが、CD買えば永続的に聞くことができます。
英語の勉強が続かない理由
英語に限らず勉強は、コツコツ地道に勉強続けるしかないってわかっていますよね。「今日から英語の勉強をちゃんと始めよう」って思った直後は、気合入っているけど、いきなり難易度の高い教材使っても続くわけがありません。
英語の勉強が続かない理由は、この3点に尽きると思います。
- 難易度が高かったり、やることが多い参考書を使うから
- 英語を必要とする環境で生活していないから
- 英語なんて話せるわけないと否定的な気持ちで勉強しているから
そりゃそうです。いざとなればGoogle翻訳の精度も高いので、一時的に英語が必要になって話せなかったとしても特に困ることはありません。
難易度ミスマッチの参考書を使ってたら疲れるだけ
英語学習を始めようと決意した直後は気合入っているから、分厚い参考書だったり、自分の実力以上の参考書を購入しちゃいがちです。
でも、難しすぎて自分の知識だけだと、半分以上わからない状態だと、一つ一つ調べていく忍耐力が必要です。そんな状況では勉強が続くわけありませんよね。
知らない知識が全体の3割を超えるような参考書を使うとほぼ継続できないと思ったほうが良いです。逆に超簡単だと思っても、1割くらいはわからないものがあるもので、その1割の理解に時間費やしたほうが英語力向上につながります。
日本にいる限り英語は話せない!?
日本にいたら日本語でコミュニケーションとりますよね。オンライン英会話をしてても、画面の横にGoogle翻訳置いておけば、英語がすぐに出てくるのでそういうツールに頼ってしまいます。
要するに本気になれないんです。なくても困らないから。なぜ英語の勉強が必要なの?って自分自身で納得いく理由が見つからないのです。子供の時になぜ勉強しなくちゃいけないのって質問を親にしていました。勉強の必要性は今でも痛感していますが、英語は今になって必要性を説明できない。。。
それじゃあ、英語は上達しないですよね。。。
話せるわけないと思っていたら話せるようになるわけがない
中学校の速い段階で英語って難しい。私には無理です。生涯日本で生きていきます。そう心に決めて、英語なんて話せるようになるわけないと強く自分に言い聞かせてしまっていたら、大人になってから、「自分はやればできる」なんて自己暗示にかけようと思っても、意識の根底を変えられないので、勉強も後ろ向きになってしまいます。
「どうせやっても無理なんだから」
そんな気持ちで勉強しても、上達するわけがありません。理解しようという気持ちがないんですから。。。
最後に、英語学習は肩の力を抜くことが大事
「話せるようになるわけない」ってあきらめるのは簡単ですが、毎日コツコツやれば話せるようにならないわけがない。という気持ちで継続することが重要だと思います。教材はすぐには変えずに、繰り返し読むことが一番の近道です。
私もまだまだ勉強中ですが、継続できるようになってから、ちょっとずつですが、英語力が上がっていることを実感しています。
辞めずに続けること。これが一番難しい習慣ですがそこを乗り越えれば明るい未来が見えてきますので、ぜひ頑張ってみてください。