日常

完全無料!!Oculusワールドで英語に触れる方法

最近話題に上がることが多くなっているVRの世界ですが、私も先日購入しちゃいました。久々の私のためのおもちゃです。

購入したのは、Oculus Quest2です。

ゲーム世界への没入感が半端ないってクチコミに興味を持って購入したんですけど、ゲームにはあまりハマってなくって、英語体験にはまっています。ちなみにOculusを使って英語が話せるようになるかはわかりませんが、少なくとも英語を勉強しようと思うきっかけとしては最高のツールのように思えます。

英語不要論者の主張
  • 英語は今の世の中避けて通れないとはいえ、英語の勉強は嫌い
  • 今は英語が無くても困らないので、英語の勉強の必要性がイマイチ感じられない
  • Google翻訳の精度が高いので英語の勉強にかける時間がもったいない。
柿桝
柿桝

OculusQuest2はこのような事を考えて、「やらなければ」とわかっているにも関わらず英語の勉強を後回しにしたり、長続きしない人に向いているツールだと思います。

Oculus Quest2での英語の楽しみ方

引用:OculusQuest2
えいこ
えいこ

そもそも、オキュラスってなんですか?

柿桝
柿桝

Qculus Quest2ってのはVR世界を楽しむおもちゃです。って言うと、VRって何?ってなりますよね。簡単に言うと、ゴーグル被って仮想世界を体験するツールです。仮想世界には、世界中の人々がアクセスしていて、そこでゲームをしたり、バーチャル空間で会議したり、フィットネスしたりなど様々な体験をする事が出来るツールです。

ホームページはこっちです。OculusとVRの世界について細かく話をすると本題に入れないので、とりあえずは、仮想空間でいろんなことをして遊べるって理解で良いと思います。

ただ、このOculusの世界に入って私の大きな思考の変化は、英語をもっと話せるようになりたい。というものでした。

Oculusの魅力
  • 海外ユーザと簡単に繋がれる
  • 英語が話せなくてもプレッシャーゼロ
  • なんといっても没入感がすごい

速攻で外人と出会える

引用:OculusQuest2

OqulusQuest2をスタートしたらいきなり外人が周りにいる!!なんてことはありません。まずは、自分の部屋(Myroom)からスタートします。そこから、体験したいアプリを起動して、ゲームやなりフィットネスなりを楽しむ形です。

ここでは、無料で出来て速攻で海外利用者との接点を持つ事が出来て、英語を身近に感じられる2つのアプリについて紹介です。

英会話を身近に感じる2つの無料アプリ
  • イベント・交流の場のHorizo​​nVenues
  • VR映画館のBigscreen

イベント・交流の場のHorizo​​nVenues

引用:OculusHP

Horizo​​nVenuesは不特定多数のユーザと交流できるアプリです。確か、デフォルトでインストールされています。そこに入ると、同じ時間にアクセスしている世界中の様々な人と出会えます。

Horizo​​nVenuesで多くの人に出会えると言っても、そこで自己紹介をしなければいけないというものではないし、誰かが話しかけてくるというものではありません。中には近寄ってきて気軽に「はーい」と言いながら去っていく人や、立ち止まって話しかけてくる人もいます。

基本的にはHorizo​​nVenuesで開催されているイベントへ参加(視聴)することが目的ですが、イベント会場の外は交流の場として多くの人が会話をしています。

会話の多くは英語コミュニケーション

Horizo​​nVenuesの交流スペース

交流の場にはいろいろな人がいます。走り回っている人もいれば写真を撮ってくる人もいます。ハイタッチを求めてくる人もいれば、純粋に会話を楽しむ人もいます。

そこでは基本的に英語でのコミュニケーションになります。だから、自分から会話の輪に入っていくのってかなりの勇気が必要なんです。実際に現実世界だったら、そっちの方に目を向けるのも躊躇しちゃいそうなくらい英語絵での会話が活発です。

じっとしてても、寄って来る人がいる

英語に触れる機会を増やしたいって思いが強くても、なかなか踏み切れない事って多いと思いますが、Horizo​​nVenuesでは、ただぼーっと見ているだけでも話しかけてくる人が一定数います。

それにこたえて片言の英語で会話することもできますし、言葉に詰まって英語が出てこなくなっても、相手は直ぐに移動してしまうので、気に留めることもありません。

英会話スクールだったらそうはいきませんよね。教える先生と教わる生徒という立場で同じ目的もって英語を勉強するので、何かしらしゃべらなきゃ!!ってプレッシャー感じますし、先生も模範解答教えてくれてそれを繰り返すことで、授業が進みます。

でも、Horizo​​nVenuesは、逃げ出したくなったら、そのアプリを終了すればよいだけです。

Horizo​​nVenuesは、無料で時間無制限

そして、もっと話したいってなって気持ちになったらいつでも、何度でもHorizo​​nVenuesに入って誰かの会話を近くで聞くだけでもいいのです。英会話スクールだと時間が来たら終了ってなっちゃいますが、Oqulusの世界では自分の気が済むまでいる事が出来るし、世界中のどこか誰かしらいるので常に英語を体験する機会がそこにあります

VR映画館のBigscreen

別のアプリで、BigScreenというアプリは、大きなスクリーンで映像を楽しめるアプリです。個々人が自分のルームを公開することで、自由に出入りできる空間を作って映像見ながら交流深める事が出来ます。もちろん自分だけのスペースで大画面に映像を投影して映画を楽しむこともできます。

ただ映像流すのではなく、交流の場として公開している部屋も多くあり、そこには、世界中の人たちが同じテーマについて語り合っている人たちがいます。

ジャンルごとに設定した公開ルームで英語交流

Bigscreenでは、個々人の部屋を公開している人がたくさんいます。ゲームを楽しむ部屋だったり、皆で映画を視聴する部屋や一つのテーマについて語るスペースなど、個々人でやりたいテーマを決めて公開すると、同じ興味を持った人たちが参加してきます。

興味深いのは、PCの画面を共有できるので、PCソフトの使い方のレクチャーをしている部屋も多く、Bigscreenは、色々な可能性を秘めたアプリだと思います。

興味のあるテーマだと、なんとなくわかった気になる

参加すると発言しなければならないというものでもなく、ただ聞いているだけということもできます。興味のあるテーマだと、参加して聞いているだけでも、聞いたことのある単語も多いのでただの英語の学習よりも注意深く聞き耳を立てるので、英語への意欲は強くなってきます。

声かけられる可能性は高いけど答えるのが義務ではない

テーマに興味を持った人が集まっているので、少人数のルームに入ると話しかけられてくることもありますし、ただ近寄ってくるだけの人もいますが、何かしなければならないというものは一つもありません。

英語で話しかけられたら、挨拶くらいはできたほうが良いと思いますが、できなくても一向にかまわないというのが、VR世界でのメリットだと思います。

学習ではなく英語体験

Bigscreenを使っていると、世界中の人は割とフレンドリーに話しかけてくる人が多いと言うことに気づかされます。日本人がほとんどいない時間帯だと、ほぼオールイングリッシュで、先生と生徒という関係じゃなくコミュニケーションが取れます。いや、取らなくてもよいのですが、向こうから寄ってきます。

そして、勇気を持って話をしてみようと思ってもいいし、なんか緊張するからとりあえず逃げ出そう。でも問題なし。でも、それ繰り返していると、初対面の人同士での会話ってどんな挨拶してどんな質問しているのだろうというのが、何となくわかってくるし、他の人同士の会話を聞いていると、あ、こうやって話すればいいんだってのもわかるので、次は頑張って話してみようかなって気持ちになってきます。

実際に海外に言ったつもりでコミュニケーションを取る環境としてはかなり有効なツールだと思います。

Oculus Quest2での英語体験の特長

英語を体系的に効率的に学習することを期待するのであれば、Oculusは最適ではないかもしれません。なぜなら、そこにいる人たちは英語の先生ではなく、自らが世界中の人とコミュニケーションを取りたいと思っている人たちだからです。

しかし、教えてもらうという環境ではないものの、勝手に英語が耳に入ってくる環境としてはリアルな会話が聞こえるというのは貴重な体験になります。

オンラインレッスンとは異なるOculusの世界

英語を勉強するなら英会話教室でも効果はあります。Zoom使ったオンライン英会話レッスンは今の時代の標準的学習スタイルになっていて、かなり気軽に受講する事が出来ます。教師の顔もモニタを通して見ながら1対1で学べるため、オンラインレッスンの効果は大きいと思います。

しかし、Oculusとのリアル感の違いは非常に感じます。Oculusは自分の顔でVRの世界に入るのではなくアバターを作って活動します。名前もニックネームです。だから自分であることは知られることはほぼありません。

同じ空間にいるOculusのリアル感

えいこ
えいこ

Zoomのようにカメラで自分の顔を移さずアバターで動いているほうが、リアル感薄いように思えるんだけど。。。

初めは私もそう思いました。でも実際使ってみて考えが一変しています。重要なのは、モニタ越しで顔が見えている事ではありませんでした。それよりも重要なのは、同じ空間にいる感覚になれるかどうかってところだったのです。

Zoomなどのオンラインでのミーティングやレッスンでは、顔はモニタ越しに移りますが、あくまでもモニタのむこう側に移っている感じです。音声もPCのスピーカーから聞こえてくるだけです。誰が話しても同じ画面越しから同じスピーカーから音声が聞こえてきます。

一方で、Oculusの世界では、スピーカーが一つではなく、話している人の方角から聞こえてきます。大勢が集まっても、その中で小グループを作って会話が出来ます。遠くの日との声は小さく聞こえるし、後ろで話している人は後ろから声が聞こえて振り返ればその人が別の誰かと話をしています。

360度全方位からその人がいる方向から声が聞こえてくるのと、身振り手振りがテレビ越しじゃないんです。同じ空間に英語を話す人たちがいるという感覚にいられる点が非常に重要なんです。

話の好きな外人が寄ってくるOculusの世界

そして、Oculusの人たちは、多国籍の人たちとの交流を楽しんでいます。いろいろな意見の聞いてブレストしています。日本人とも意見交換をしたいって思っている人は非常に多くいます。

でも、私は、英語が話せない。話しかけられることに少なからず恐怖を覚えている。だから、自分から話しかけることなく、ぼーっと人の話を聞いています。

そこで、たまに話しかけてくる人がいるのですが、黙っている人にいきなり難しい英語を使ってくる人はほぼいません。大体は、次のような簡単な質問ばかりです。

Where are you from?

What are you doing?

Can you hear me?

Can you speak English?

これくらいなら、返せますよね?いや、返せないですよね。だったら無視すればいいんです。相手もそれで別に何か怒るわけでもなく、次の人との会話を楽しむために移動していきます。

英語話せるようになりたいなって思えるOculusの英語体験

話しかけられても、とっさに答えられない。それでも問題はありませんが、それを繰り返していると、聞き取れないってことが少なくなってきます。それでも、答えることは難しいかもしれません。

でも、聞き取れるなら、次はどう返そうか。って思考になってきます。すると、日本語での回答を作ってそれを英語にする努力をして、次は返事をしてみよう。って気持ちになるんです。そして、簡単な英語での会話のキャッチボールが成立します。相手はさらに突っ込んだ質問をしてきてまた答えられなくなるかもしれません。

そしたら黙っていればいいのです。それで去っていく人もいれば、答えの選択肢を出してくれる人もいます。そういった経験を繰り返していると、会話を終えた後に、あの時、どう伝えればよかったんだっけとか、自ら振り返りを行うようになります。

名前も顔もわからないので、間違っても、逃げ出しても恥ずかしくないですが、逃げ出さずに話してみたいという気持ちが強くなってきます。その上で、英会話レッスンなどの英語の勉強を始めると、ただ目的意識が低い中でレッスンを受けるよりも効果は高いものになります。

まとめ

Oqulusの世界ですごいのは、この付かず離れずの距離感です。嫌なら無視、またはアプリを終了すれば、その場から立ち去る事が出来ます。この気軽さが英語圏の人たちと同じ空間にいることの抵抗を非常に少なくしてくれます。

アバターでありニックネームでの参加なので、無責任に不快な思いをしてくる人も一定数いますが、それが嫌でOculusの使用を辞めるなんて勿体ないってくらい得るものがあります。

生の外人とのコミュニケーションで自分がどれだけしゃべれないかを体験しつつ、かつ少しずつ生の英語に触れる機会を増やして、いろいろな、先生ではない世界中の英語圏の人々と一堂に集まって会話をする事が出来るのって、海外旅行の疑似体験が出来てしまう、すげー世界がそこにあるんです。

Oculus Quest2って高価で変えないんじゃないのって心配になってしまうかもしれませんが、昨今は低価格がすすでいて、4万円程度で購入できます。これって、英会話教室数ヶ月分ですよね。手軽に楽しめるので、試してみてはいかがでしょうか。

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