NHKラジオ英会話での学習が4月から6月まで継続できています。まだ、3カ月目じゃん。って感じですが、私が難易度問わず、英語の学習を4カ月も継続している事が奇跡的なんです。
劇的な効果があって、もうすぐ、映画の字幕からも卒業だ!!ってほどの英語力の向上は今のところありません。でも、海外ドラマを見ていても聞き取れるフレーズが増えているので、かなり有効な学習法です。
私のNHKラジオ英会話の継続するためのユル~い学習法についてご紹介します。まじめに学習したら続かないかもしれません。ユル~く続けることが重要だと思います。そんな私の学習法のご紹介です。
NHKラジオ英会話を継続させるユル~い学習法
NHKラジオ英会話をここまで挫折することなく続けてられるのは、気合入れ過ぎていないからです。かなりユル~く学習しています。そうじゃないと、継続できないだろうと思って試したところ、今のところ楽しく学習を継続できています。
ユルユルなので、高い目標立てません。「いつか話せるようになればいいな」って気持ちでいいと思います。子供が英語話せるようになって自分が話せないとかっこ悪い。そんな理由でも充分。
ラジオ英会話の内容
NHKラジオ英会話の学習は、基本的に、中学英語の振り返りです。中学で学んだ頻出動詞などの単語を中学で学んだ以上の深さで使い方を学んでいくという感じで進行します。
ただ、ラジオでのレッスンは短いですが、それ以外の時間で音読をひたすら繰り返すようにというかなり無茶な学習法を強いてきます。そんなの無理なので、従っていませんけどね。ユル~くやってます。
一般的なラジオ英会話の学習の流れ
ラジオ英会話の学習方法は、一般的にはこんな感じですかね。まずは、1回分の内容をラジオを聞きます。そのあとは、
- dialogの会話のやり取りを聞いて理解する。
- dialogの会話が反射的に口から出てくるまで音読する。
- Feel Englishの基本表現を繰り返し音読する
- Expression in Actionの3文を日本語を見て英語で音読できるまで繰り返す。
はい。大変そうです。まずラジオは10分程度で終わっちゃいますが、そのあとの1~4の自学習はまじめにやったら続きません。
ムリなく始めるラジオ英会話のゆるーい学習法
まずは、スモールスタートで、簡単なことから少しずつ始めるのが、継続の秘訣です。まずは、継続するために、ユル~いルールを決めます。
- 夜中12時にラジオ英会話を開始する
- ラジオ英会話の学習場所を決める
- ラジオではなく、CDを使ってラジオ英会話を聞く
- 無理にやり切らない
まぁ、これだけです。
夜中12時にラジオ英会話を開始する
家族がいると、そっちが優先になる。それを理由に継続できない自分の言い訳にしてしまいます。でも、夜中12時からなら、皆さん就寝の用意始めてますよね。その前の少しの時間を学習時間にします。家族との合意もとりやすいと思います。
そして、これは、どんなに疲れていても、病気でない限り絶対守るルールです。
ちょっと疲れたから今日はやめたい。そんな日でも、夜中の12からは絶対にやります。やりながら寝てしまってもいいけど、始めることが重要です。
ラジオ英会話の学習場所を決める
学習場所は結構重要です。仕事のデスクでも、リビングでもいいです。でも、学習場所は1か所に決めます。夜中の12時になったら、その場所に行き、テキストを開き、ラジオ英会話を始めます。
学習の場所が決まっていると、その時間にその場所に行くことで、これから英語学習するぞ!ってスイッチが入ります。そんな気がします。初めはその効果分かりませんでしたが、続けているとそんな気分になってきます。
自分を学習モードに切り替えるための場所の固定ってかなり重要な要素だと思っています。
あとは、疲れてて途中で終わっても、「今日も継続した」という証明というか、自分自身への優しさとでも言うか、「昨日は途中で寝ちゃったな。今日は最後まで頑張ろう」って、振り返りの空間になります。
ラジオではなく、CDを使ってラジオ英会話を聞く
ラジオ英会話ですが、ラジオだと、決まった時間にしか聞けません。一度見逃すと、モチベ下がります。スマホアプリは、1週間遅れで何度も聴けるけど、これも期間限定です。だから、好きな時間にいつでも聞けるようにCDを購入します。ちょっと値が張りますが、オンライン英会話を続けるよりリーズナブルです。
CDは有料ですが、お金払ったのだから、聞かないと損という、小市民的発想が継続につながっています。そして、CDなら何度も繰り返し聞けるし、過去の号まで遡って聞けます。さらに、iTunesに入れたら持ち運ぶことができます。たぶん絶対やらないけど、外出していてネットワークが使えない場所で、やることがなく手持ち無沙汰になったときに聞けるための準備にもなります。
無理にやり切ろうとしない
ラジオはたかだか15分で終わります。そんなにかからない回もあります。だから、絶対にやり切りましょう。って感じだと、それも、初心者の私にはしんどいと思いました。
ここでルールを一度振り返ります。
- 夜中12時にラジオ英会話を開始する
- ラジオ英会話の学習場所を決める
- ラジオではなく、CDを使ってラジオ英会話を聞く
- 無理にやり切ろうとしない
最後のルールは、無理して頑張らないことです。上の3つのルールを守れていればよいって思って始めています。学習中のスタンスはユル~く考えて、厳しいルールは作らないようにしました。
疲れてて、ラジオ英会話を聞きながら寝てしまっても仕方ない。継続したことの証明は、上の3点を実施したことでOKとします。
学習の必要性がない人が継続できない理由
英語学習が続かない人の多くは、この「決まった勉強の時間に決まった学習場所に行き、テキストを開いてラジオ英会話を聞く」という行動にまでつながらない日々を繰り返します。
この行動をとる前に、また明日から頑張ろう。と、未来の自分に押し付けるから続かないです。明日の自分を過信しすぎです。今日出来なかったら明日もできない可能性大です。
でも、ラジオ英会話を聞くところまで出来たら、そのあとの学習は、結構やりきっちゃうものです。CDは15分程度で終わっちゃうし、一度始める事が出来たら、音読とかまで出来ちゃったりするものです。
毎日の学習内容
一般的な学習法に書いたステップを毎日できたら理想だと思います。でも夜中の12時に始めています。そんな簡単じゃありません。はじめから飛ばすと続きません。まずは習慣付けることからだと思います。
で、毎回最低限はこれだけでやってます。
- dialogの会話のやり取りを聞いて理解する。
- Expression in Actionの3文の英文を覚えるまで音読を繰り返す
1回分のラジオ英会話は聞き終える
これは、放っておいても終わっちゃいますが、できるならテキスト見ながら聞くのが良いですね。当たり前ですね。あっという間なので、「決まった勉強の時間に決まった学習場所に行き、テキストを開いてラジオ英会話を聞く」ができれば、クリアできると思います。
Expression in Actionの3文の英文を覚えるまで音読を繰り返す
その回のレッスンで学ぶべきキー表現を3つパターンで使う練習です。英語部分を隠して日本語分を見て英語を口に出して言う。これだけです。
でも、それ結構難しいです。読めるけど、書けない・言えない。というのが、日本の英語学習の行けてないところ。最初は丸暗記で言えればいいと思います。でも、英文のレベルが3レベルになっていて、レベル3は結構覚えるの大変化も。そんな時は、一つ目だけでも暗記しようって気持ちでいいと思います。
疲れていたら、CD聞いて終わりでもOK。要は続けているかどうかです。
英語学習が継続しないのはあなたのせいではない
多くの人が英語学習の必要性を感じながら、継続できずにいます。その理由はたった一つです。
英語学習が続かない理由
継続できない理由はこれらかと思います。リクルートの調査でも出ています。
・オフィスで英語を使う経験 ~会話機会は少ない
リクルートマネジメントソリューションズ
・目的・理由 ~今すぐ必要なケースばかりではない
・学習内容・方法 ~非常に多岐にわたる
・英語学習の問題点・課題 ~時間確保、継続、実践機会が課題
引用ページにはサマリーが載っていますが、それをさらにサマルと以下のようになります。
オフィスで英語を使う機会が少ない
必要性がないと後回しになる。
今すぐ英語が必要な目的や理由がない
必要性がないと後回しになる
英語学習の時間確保が難しく継続できない
必要性がないと後回しになる。
学習方法が多岐にわたるものの、自分に合った教材がない
必要性がないと、自分に合った(楽な)学習法・教材を探してさまよってしまう。
……要するに、英語を話す必要性がないから、勉強が進まないってことですね。。
英語ができるようになる人のたった一つの特徴
一方で英語を習得している人の特徴はずばり、継続していることです。なお、多くの英語習得者が継続できているのは次のような理由からです。
- 英語が昇進の条件になっているので、英語を学ぶ必要性が出てきた
- 海外へ行って英語で仕事をする必要性が出てきた
- 上司が外国人になり、英語で話す必要性が出てきた
- 会社の公用語が英語になったので、英語で話す必要性が出てきた
……要するに、英語を話す必要性があるからってことですね。。
では、必要性がないと英語ができるようにならないのかというとそうでもありません。必要性がなくても、継続していれば、英語は話せるようになっています。良い教材であればなおさらです。
継続する学習法としてなぜ、NHKラジオ英会話なのか?
私は今まで、いろいろな教材を試してきました。新しい教材を買うと、先頭ページから勉強を開始しますよね。でも、それって基礎からやることになるってことです。そうすると、こう考えます。
- 「前の教材でも学んだから知ってる内容じゃん。簡単じゃん。」ってなります。だから
- 「もう少し先のページから始めよう」となります。が、そうすると
- 「ちょっとムズくなってきた。」と、勉強がつらくなってきます。そして、
- 「今日はやめておこう。明日から頑張ろう。。。」と、スマホゲームで遊びながら決断します。。。。
そして、学習をやめてしまいます。えぇ、これ昔の私です。だから、まずは、教材を何でもいいから一つに絞ってやりきろうって考えました。
やり切る決断した時に手元にあったのがラジオ英会話
教材をとっかえひっかえしても英語は上達しないし学習も続かない。そう思って教材を一つに絞ってそれをやり切ろうと決断して、NHKラジオ英会話を始めました。なぜNHKラジオ英会話なのか?それは、偶然です。
会社の昇進でCEFRのB2基準を超える必要性もありました。
息子が中学入って、NHKの中学基礎英語を始めたんですよね。それが面白いらしく、毎日聞いています。それを見ていて、息子がすぐに私の英語力超えていくんだろうなと感じました。
うれしい事と思う反面、英語話せない親ってちょっとカッコ悪いという気持ちが強くなりました。そして、ガッツリと時間確保するのは難しいので、一人でコツコツできる方法を探っていました。
そこで、15分程度で1回が終わる、NHKのラジオ英会話にたどり着きました。
まとめ
NHKラジオ英会話を始めて、3カ月たちました。学習を継続していて、少しずつですが英語力が上がっている実感はあります。
具体的には、単語を日本語の訳としてではなくイメージでとらえるようになり始めています。だから、英語表現と日本語訳にギャップを感じる英文もイメージで考えて、日本語化しているのだということが分かってきます。
あーなるほど、だからこういう日本語に訳されるんだ。そういう気づきが増えてきます
中学の先生が、そこまで本質を教えてくれていたら、今頃英語ペラペラになっていましたね。
それは飛躍しすぎですね。
自己評価高いのはいいけど、先生のせいにするのは違いますね。
今学べていることがラッキーだと思い、毎日その発見を感じながら継続しています。
はじめはユル~く始めたラジオ英会話ですが、慣れてくると、ラジオ聞いた後も30分音読していたりと英語に触れる時間が増えても苦痛ではなくなってくると思いますので是非参考にしてみてください。
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