英語の勉強、続けたいけど…
「単語帳も文法書も、もう飽きた」「楽しく学びたいのに、教材選びでつまずいている」
そんな大人の英語学習者に、ぜひ知ってほしい方法があります。
それが、名作映画×スクリーンプレイを使った学習法。
映画のセリフをそのまま“聞いて・読んで・話す”ことで、
心に残る言葉とともに、リアルな英語表現がスッと身についていく――。
今回は、英語学習に本気で取り組みたい人のために選んだ、
スクリーンプレイで学べる名作映画13本を厳選してご紹介します。
「これは、勉強というより、人生を豊かにする時間だった」
そんなふうに感じられる映画が、きっと見つかります。
映画のセリフがあなたの英語教材に!スクリーンプレイの特徴
文法書や単語帳に向かう時間が取れず、やる気も起きない…
そんな方が、選択肢として選ぶのが洋画を見て学ぶ英語学習。でも、
映画を観るだけでは、英語力はなかなか身につかない――。
そんな悩みを解決してくれるのが「スクリーンプレイ」。
映画のセリフを丸ごと吸収できる、英語学習者の心強い味方です。
ここでは、スクリーンプレイの特徴と学習効果をわかりやすくご紹介します。
スクリーンプレイってなに?【映画の脚本で学ぶ英語】
「スクリーンプレイ」とは、映画のセリフを英文と日本語訳で見開きに並べた学習用書籍です。
英語字幕とは違って、日本語も直訳に近いため、ニュアンスや文法までしっかり理解できます。
- ✅ 映画字幕は意訳が多いため、英語学習には不向き
- ✅ スクリーンプレイならセリフの意味・使い方を丸ごと吸収できる
さらに、解説付きのものも多く、「どんな場面でどんな表現が使われているか」が理解できるので、英会話にも活かしやすいのです。

スクリーンプレイ学習のメリット5つ
映画を楽しみながら、本物の英語が身につく――。
英会話スクールでは味わえない、自分のペースで続けられる英語学習法がスクリーンプレイです。
ここでは、忙しい大人にもぴったりな「スクリーンプレイ学習」のメリットを5つにまとめてご紹介します。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 好きな映画で楽しく学べる | 飽きずに続く、記憶に残る |
| セリフの意味を深く理解できる | 単語だけでなく表現の使い方がわかる |
| リスニング力が自然に向上する | ネイティブの発音やリズムに慣れる |
| スピーキングの練習になる | 音読・シャドーイングに最適 |
| 映画のセリフを丸ごと覚えられる | 実践的なフレーズが身につく |
スクリーンプレイを使った勉強法
スクリーンプレイの本で英語を学習する秘訣はなんといっても好きな映画を題材にすることです。とはいえ、好きな映画のスクリーンプレイ本があるわけではないので、本がある映画から楽しいと思える作品を選ぶ必要があります。
1. 学習前の準備
まずは、好きな作品探しです。スクリーンプレイの出ている作品から選ぶ必要があります。作品は、レンタルするか、Amazon Prime VideoやHulu、NetFlixなどの動画配信サービスに登録しているのであれば、そこから作品を選んで視聴して題材を探してみてください。
なお、学習する動画はBDやDVDを使うことをお勧めします。動画配信サービスでは、配信終了のリスクや、日本語字幕では英語学習用の直訳になっていない為です。
2. スクリーンプレイを使った学習
いきなり英語の学習として視聴すると、わからない表現が多すぎて続きません。なので、最初は日本語の字幕で見て、純粋に作品を楽しみましょう。一通りのストーリの流れを把握した後にスクリーンプレイや英語字幕を読むと、驚くほど理解が深まっていることに気づくと思います。これを繰り返し行うことで好きな作品のセリフ、言い回しの理解も深まります。
🔁 1作品を徹底的に繰り返すのがコツ!🔁
理解が深まったところで音読をすることで、かなりの英語力が身に付くと思います。少なくともリスニングの能力は想像以上に高まります。
よくある質問(Q&A)
「やってみたいけど、ちょっと不安…」そんな声にお答えします。
スクリーンプレイ学習を始める前に、多くの方が気になる疑問をわかりやすく解消しておきましょう。
初めてでも安心してスタートできるように、実体験をもとにしたアドバイスも交えてご紹介します。
Q. どの映画を選べばいいの?
A. 英語の難易度より「何度でも観たい」と思える作品を選んでください。それが一番の近道です。
Q. 動画配信だけではダメ?
A. DVD/Blu-rayの方が安定して学習に使えます。配信終了や字幕の仕様変更の心配もありません。
Q. 初心者でも本当に続けられる?
A. 初級向けの映画(例:『サウンド・オブ・ミュージック』)を選べば安心です。日本語で内容を理解した後に英語で見直すのがポイントです。
レベル別スクリーンプレイ作品一覧
スクリーンプレイが出版されている映画について、英語のレベルごとにおすすめの作品を紹介します。自分がどのレベルなのかわからない場合は、中級の作品を日本語字幕で見てください。英語のフレーズが耳に入って理解できる量からレベル感を判断すればよいと思います。
なお、日本語字幕で見て内容が面白く感じたり好きになって何回でも見れそうだと思える作品があれば、難易度は気にせずそれを題材にしても問題はありません。重要なのは、楽しいと思える作品であることです。
英語が自然に染み込む!『サウンド・オブ・ミュージック』で学ぶ心に残る英会話
難易度:★☆☆☆
まず最初に手に取ってほしいのが、名作ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』のスクリーンプレイです。舞台はオーストリア、音楽と愛にあふれた感動の物語の中で、驚くほどやさしい英語が自然と耳に残ります。
この作品の最大の魅力は、「ゆっくり」「はっきり」話されるセリフ。子どもとの会話が中心なので、難解な単語やスラングはほとんど登場しません。さらに、歌詞のリズムに乗せてフレーズを覚えられるので、何度も繰り返すうちに口が勝手に動くようになる、そんな不思議な感覚を味わえます。
他の英語映画と比べても、「ストーリーが優しく感動的」「英語のスピードが初心者向け」「発音が明瞭」という三拍子がそろった本作は、英語学習のスタートにぴったりの1本。
実際に使ってみた方からも、こんな声が届いています。
🌟「英語学習用に買ったけれど、音楽の力で何度も見たくなる。気づけばセリフを口ずさんでいました!」(30代女性)
🌟「家族で一緒に見て学べた。子どももセリフを覚えていて、自然と英語が日常に入ってきました」(40代男性)
この映画を使った学習なら、“勉強している”感覚より、“楽しんでいたら身についていた”という体験ができます。英語を苦手だと感じていた方こそ、ぜひ試していただきたい1冊です。
一歩先の英語力を手に入れる!『ウォール街』で学ぶリアルなビジネス英語
難易度:★☆☆☆
「英語の勉強、そろそろ“子ども英語”から卒業したい」
そう感じている大人の英語学習者にぴったりなのが、金融業界の裏側を描いた名作『ウォール街』。この映画には、ネイティブが仕事現場で使うリアルな表現がぎっしり詰まっています。
セリフのスピードはやや早めですが、論理的ではっきりとした発言が多く、ビジネス英語の聞き取り練習に最適です。実際の会議、商談、交渉などに出てくるような表現や、プレゼンで使えるキーワードが数多く登場します。特に、主人公バドとカリスマ投資家ゲッコーとのやり取りからは、説得力のある話し方やインパクトのある言い回しを学べます。
数あるビジネス映画の中でも、『ウォール街』を選ぶ理由はズバリ、「英語のリアルさ」と「緊張感のあるセリフ」。他作品と比較しても、日本のビジネス英会話教材では学びにくい“攻めの英語”を体感できるのが大きな強みです。
🌟「単語帳では出会えないような経済用語や投資用語が自然に覚えられた」(30代男性・会社員)
🌟「TOEICには出ないけど、海外クライアントとやりとりする時に使えそうな表現が多くて勉強になった」(40代女性・外資系勤務)
スクリーンプレイ版では、難解なビジネス用語もしっかりと訳されていて、文脈に沿った使い方の解説もついているので、初心者でも安心して読み進められます。
「自分の言葉で“勝負できる英語”を身につけたい」
そう思ったあなたにとって、『ウォール街』は最初の一歩になるはずです。まずはストーリーを楽しみながら、気になるセリフを口に出してみてください。あなたの英語が、次のステージへ進む準備が整います。
英語が「楽しい!」に変わる一本!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
難易度:★☆☆☆
「英語の勉強が続かないのは、つまらないからじゃないですか?」
そんな方にまず見てほしいのが、笑って、ドキドキして、気づけば英語が耳に残っている名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。
この作品の英語は、ティーンエイジャーの自然な会話と、大人たちのやり取りの両方がバランスよく登場するのが大きな魅力。砕けた日常英語から、ちょっとした皮肉、ジョークまで、まるで本当にアメリカの町にタイムスリップしたかのように、リアルな口語表現を学べます。
英語学習用の教材として比べると、『ハリーポッター』のような難解なファンタジー用語が少なく、スピード感もちょうどいいのが特長です。中高生レベルの英語力があれば、セリフの意味が追える構成なので、リスニング初心者にもぴったりです。
🌟「英語の学習が初めてでも、話の展開が面白いから何度も観たくなる!」(20代男性・大学生)
🌟「息子と一緒に観ていたら、自然とフレーズを覚えていました。『Make like a tree and get outta here』が息子のお気に入りです(笑)」(40代女性・主婦)
そして何より、スクリーンプレイ版なら、あの名セリフのひとつひとつを「英語+日本語訳+解説」でしっかり理解できるのがポイント。「なるほど、この言い回しはこういう場面で使うのか!」という発見があるので、映画の世界観もより深く味わえます。
学習なのにエンタメ。勉強なのにワクワク。
そんな不思議な感覚を与えてくれるのが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を使った英語学習です。
何度も観たくなる映画だからこそ、セリフはあなたの中にちゃんと残ります。
仕事も恋も全力で!『プラダを着た悪魔』で学ぶ“リアルで使える英語表現”
難易度:★★☆☆
「英語はやり直したい。でも、どうせなら毎日が楽しくなるような方法で学びたい」
そんなあなたにぴったりなのが、世界中の女性たちを魅了したゴージャスなサクセスストーリー『プラダを着た悪魔』を使った英語学習です。
本作の魅力は、オフィスや日常生活で“そのまま使える”実用英語が満載なところ。
ファッション誌“RUNWAY”編集部を舞台に、主人公アンディがやりとりするセリフには、ビジネスメール、電話対応、職場での丁寧な返しなど、生きた英語表現が自然に登場します。しかも、上司ミランダの名セリフには、感情を込めて言葉を届ける力強さも詰まっていて、発音練習にも最適です。
同ジャンルの作品(例:『ゴシップガール』『セックス・アンド・ザ・シティ』)に比べて、言葉遣いが過激すぎず、スラングが少ない点も学習向き。
英語中級レベル以上であれば、ストーリーを楽しみながら、「仕事の英語」+「日常会話」両方を効率よく身につけることができます。
🌟「TOEICよりも、実際にオフィスで使える英語を学びたくて購入。毎日の業務で出てくる表現が本当に多くて、リアルで役立ちます!」(30代女性・会社員)
🌟「ミランダのセリフをシャドーイングしていたら、声に自信が出ました。“センス、ゼロ!”の言い方、真似してます(笑)」(20代女性・学生)
さらにスクリーンプレイ版なら、感情の流れや微妙な言い回しも丁寧な解説付きで理解できるため、「どういう時にこの言葉を使えばいいの?」という疑問もその場で解消。
読んで、観て、声に出して学ぶ三拍子そろった学習が、あなたの英語力に自信を与えてくれます。
自分の理想を追いかけるアンディの姿に勇気をもらいながら、英語力もキャリアも磨ける。そんな一石二鳥の学習法、あなたも始めてみませんか?
発音・説得力・品格を磨く!『英国王のスピーチ』で学ぶ、心を動かす英語
難易度:★★☆☆
「発音に自信がない…」「人前で話すと緊張する…」
そんな英語学習者の“壁”をやさしく乗り越えさせてくれるのが、アカデミー賞受賞作『英国王のスピーチ』です。
吃音に悩むジョージ6世が、国王として国民に語りかけるまでの道のりを描いた本作は、英語を話すことの本質――“伝える”ことの大切さ――を改めて教えてくれる作品です。
特にスクリーンプレイを使って学ぶことで、次のような英語力が身につきます。
同じ「イギリス英語」作品でも『シャーロック』などはスピードや語彙が難解なことが多いですが、本作は感情の起伏が丁寧に描かれており、セリフの間合いがゆっくりで聞き取りやすいのが特徴です。英語中級者で「そろそろ“話す力”をつけたい」と感じている方にとって、最適な一本です。
🌟「イギリス英語がこんなに聞き取りやすいと思わなかった。話し方が美しくて、シャドーイングの練習に最高です」(40代女性・通訳志望)
🌟「自分も人前で英語を話す仕事なので、王の成長に共感しながら発音練習できました」(30代男性・会社員)
スクリーンプレイ版には、スピーチの名セリフが“そのまま”使える例文集のように詰まっていて、感情の流れとともに理解が深まります。文語表現・丁寧語・口調のニュアンスも、日本語訳付きでしっかりサポートされており、「英語を話すのが怖い」という方の不安も軽減される構成になっています。
「うまく話せない」ことに悩んだ王が、心を込めて言葉を届ける姿に、きっとあなたも勇気をもらえるはずです。
発音と表現の自信を育てる、最高の一冊をあなたの英語学習の相棒に。
不屈の言葉が胸を打つ——『シンデレラマン』で鍛える“真に伝わる英語”
難易度:★★☆☆
「英語を学ぶなら、心を揺さぶる作品で」
その願いにぴったり応えてくれるのが、ラッセル・クロウ主演の感動作『シンデレラマン』です。
失業と貧困のなかで再起を果たそうとする実在のボクサー、ジム・ブラドックの物語は、英語学習者の心にも火を灯します。
この作品の英語は、力強く、感情が込められたセリフが印象的。家族との会話、夫婦のやりとり、ボクシング関係者とのやりとりには、口語英語だけでなく、励ましや葛藤を伝える言葉のバリエーションが豊富に詰まっています。
類似ジャンルの『ロッキー』はスラングや叫びが多く、英語初心者にはややハードルが高め。その点『シンデレラマン』は、しっかりした構成と感情の抑揚があるセリフが多く、聞き取りやすい英語の宝庫です。英語中級者以上なら、シャドーイングにも最適です。
🌟「家族を思うジムの言葉に何度も泣きそうになった。英語の意味が心に直接響いてきて、自分の語彙が増えたのを実感」(40代女性・主婦)
🌟「仕事で落ち込んでいたときに観て、英語と一緒に人生も前向きになれた。励ましのフレーズが自然と口をついて出るようになりました」(30代男性・営業職)
そしてスクリーンプレイ版では、セリフとその直訳、場面解説がしっかり付いているため、“感情×英語”の学習が深く実感できます。自分の言葉で誰かを励ましたくなるような、そんなフレーズがぎっしり詰まっています。
落ち込んだときこそ、この映画を。
自分を信じて前に進む力と言葉が、英語という形であなたの中に残る――そんな1本になるはずです。
恋する気持ちが英語力を加速させる!『ノッティングヒルの恋人』のやさしくておしゃれな英会話
難易度:★★☆☆
「英語が苦手だけど、英語のある暮らしにちょっと憧れる…」
そんなあなたにぜひおすすめしたいのが、世界的女優と街の本屋さんの恋を描いたロマンティックコメディ『ノッティングヒルの恋人』です。
この作品の魅力は、感情のこもった自然な日常英語と、落ち着いたイギリス英語の音の美しさ。恋の駆け引きや友人同士のやりとり、気まずい沈黙やユーモアある返しなど、本当に“人と人が会話する”時に使う言葉が学べるのが最大のポイントです。
同じ恋愛映画でも『ラブ・アクチュアリー』は会話スピードが早く、多人物・多視点で難易度が高め。
その点『ノッティングヒルの恋人』は登場人物も少なく、1対1のやり取りが中心なので、セリフを繰り返し覚えやすく、シャドーイングや音読学習に向いています。
🌟「こんなふうに英語で恋の気持ちを伝えられたら素敵だなって思いながら観てました。音読すると気持ちも前向きになります」(30代女性・会社員)
🌟「イギリス英語の柔らかい響きが心地よくて、真似したくなります。ヒュー・グラントの話し方は学ぶ価値あり!」(40代男性・英語講師)
また、スクリーンプレイ本では「I’m just a girl, standing in front of a boy…」など、名シーンのセリフを感情ごとに理解できる構成になっていて、恋愛英語表現を実際のシーンとともに習得できるのも魅力です。
恋に落ちるように、英語にも自然と引き込まれる。
『ノッティングヒルの恋人』は、あなたの英語学習に「心地よい感情」を添えてくれる1本です。
ぜひお気に入りのセリフを、あなたの言葉で声に出してみてください。
愛のかたちがあなたの耳を開く!『ラブ・アクチュアリー』の心温まるフレーズ
難易度:★★☆☆
「英語を勉強したいけど、堅苦しい教材はイヤ」
そんなあなたに贈りたいのが、クリスマス目前のロンドンを舞台に12人の愛の物語が交差する名作、『ラブ・アクチュアリー』。
笑って泣ける感動のストーリーを楽しみながら、さまざまな英語表現を一気に身につけられる、英語学習にぴったりの映画です。
『ラブ・アクチュアリー』が他の恋愛映画と違うのは、一つのストーリーではなく、多様な人物の英語に出会える点です。
フォーマルなスピーチ英語から、カジュアルな日常会話、子どもが話す英語、緊張した告白のセリフまで、まるで英語表現の「実例集」を観ているかのように学べるのが特徴です。
似たジャンルの『ノッティングヒルの恋人』が1対1の関係に焦点を当てているのに対し、こちらは複数の登場人物が織りなす“多様な英語”に触れたい方におすすめです。
🌟「いろんな話し方の英語が飛び交うので、耳が自然と鍛えられる感覚があります。飽きずに観られるのも嬉しい」(30代女性・英語再学習中)
🌟「空港のシーンや結婚式、子どもの恋、総理の告白…全部が英語学習になるってすごい。セリフを丸ごと覚えたくなります」(20代男性・学生)
スクリーンプレイ版では、それぞれのセリフの場面背景やニュアンス解説もついており、「誰が・どんな気持ちで・どう話しているのか」がわかる設計になっています。
感情を込めて英語を話す練習にも最適で、特に「I feel it in my fingers, I feel it in my toes...」など、音楽とセットで覚えやすいセリフも登場します。
英語を学ぶのがつらい時期でも、この映画なら乗り越えられる。
“愛”があふれるセリフとともに、あなたの語彙とリスニング力も自然と育っていきます。
大切な誰かに想いを伝える力を、まずは映画で養ってみませんか?
英語が美しく響く!『ローマの休日』で身につける、洗練された会話力
難易度:★★☆☆
「品のある英語を話せるようになりたい」
そんな願いを叶えてくれるのが、オードリー・ヘプバーン主演の名作『ローマの休日』です。
物語の舞台はローマ。王女アンと新聞記者ジョーの一日限りの自由な冒険は、今もなお世界中で愛され続けています。
この映画は、発音が非常に明瞭で、語りかけるようなセリフが多いため、聞き取りやすく、初心者〜中級者にもぴったりの英語学習教材となります。
同じクラシック映画の中でも『風と共に去りぬ』はセリフ量も多く、歴史的背景や表現も難解な場面がありますが、『ローマの休日』はストーリーがシンプルで現代的な英語に近く、英語学習に取り組む最初の1本として非常におすすめです。
🌟「ゆっくり丁寧な英語だから、聞き取れて嬉しくなる。ヘプバーンの話し方が本当に綺麗で、何度でも聞きたくなります」(50代女性・英語学習再開)
🌟「セリフ一つ一つに感情があって、気づいたら覚えていました。“I think you had better go now”など、使えるフレーズも多い」(30代男性・初級者)
スクリーンプレイ本には、有名なセリフを英文+直訳+シーン解説で丁寧に掲載。
さらに、感情を表す短いフレーズや控えめな依頼表現など、日本人が苦手な部分も自然に学べる構成になっています。
美しい街並みと音楽に包まれながら、あなたの口から自然と“英語らしい”表現がこぼれる日が、きっと近づきます。
『ローマの休日』とともに、英語をもう一度「素敵なもの」にしませんか?
自分を見つける旅が、英語の旅になる!『食べて、祈って、恋をして』で学ぶ、感情に寄り添う英語表現
難易度:★★★☆
「英語をやり直すのに、遅すぎるなんてことはない」
そう思わせてくれるのが、実話をもとに描かれた『食べて、祈って、恋をして』。
主人公リズがニューヨークの喧騒を離れ、イタリア・インド・バリを巡りながら“自分らしさ”を取り戻していく姿は、英語学習を再スタートする私たちの背中をそっと押してくれます。
この作品の英語はスピードもゆっくりで、思考や感情を整理しながら話すセリフが中心。同じ自己発見系の映画である『アメリ』がフランス語ベースなのに対して、『食べて、祈って、恋をして』は英語を母語としながら異文化に触れていくプロセスが描かれており、英語学習者には共感しやすい内容です。
🌟「“自分を見つけたい”という想いが、英語のセリフと重なって心に沁みました。日記を書くときの参考にもなります」(40代女性・英語学習再開)
🌟「旅先での英語表現が実用的で、観光英語の学習にもなりました。ゆっくりしたセリフが多くて聞き取りやすいです」(30代男性・海外旅行好き)
スクリーンプレイでは、印象的なモノローグや名セリフを英語で味わいながら、日本語訳と解説で深く理解できます。
「自分と向き合うための英語表現」を知ることで、日常の一言にも心を込めた英語が使えるようになります。
忙しい毎日を少しだけ止めて、自分の心と対話するように、英語を学んでみませんか?
『食べて、祈って、恋をして』は、あなたにとって“言葉を大切にする旅”の入り口になるはずです。
英語で謎を解く快感を!『シャーロック 忌まわしき花嫁』で挑む、高度な推理英語と英国表現
難易度:★★★☆
「物語に入り込みながら、英語も磨きたい」
そんな“知的好奇心旺盛な大人の学習者”にこそ観てほしいのが、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『シャーロック 忌まわしき花嫁』です。
本作は人気ドラマ『SHERLOCK』の特別編で、舞台は1895年の霧深いロンドン。ホームズとワトソンが挑む事件は、言葉も空気もどこか不穏で美しく、まるで文学作品を“聞くように”英語が入ってくる構成です。
同じイギリス英語圏のドラマでも『ダウントン・アビー』は会話量が多く歴史背景も複雑ですが、『忌まわしき花嫁』は1話完結で全体の構成がわかりやすく、繰り返し観ながら少しずつ理解を深められる点が英語学習に適しています。
また、登場人物が少なく、ホームズとワトソンを中心に会話が展開されるため、英語の“耳慣らし”にはぴったりです。
🌟「スピードは早いけれど、推理に集中して観ていると“こう言ってたのか”とわかる瞬間がある。リスニング力が上がる感覚がありました」(30代男性・TOEIC800)
🌟「表現がとにかくカッコいい。“You see but you do not observe.”など、使ってみたくなる台詞が多い!」(40代女性・英語講師)
スクリーンプレイ版では、登場人物の感情や時代背景を踏まえたセリフの解釈が解説付きで読めるため、耳で追い切れなかった英語も、読んで理解を深めることができます。
上級英語を「難しいけれど、面白い」に変えてくれる一冊です。
知性と直感が交錯する、名探偵ホームズの世界へ。
“推理する英語”を通して、聞く力・読む力・考える力のすべてが鍛えられる、上質な学びの時間をあなたに。
英語を「読む力」から「感じる力」へ!『風と共に去りぬ』で味わう、映画史に刻まれた名セリフと表現美
難易度:★★★☆
「表面的な英語ではなく、深みのある“語る英語”を身につけたい」
そう願う大人の英語学習者にこそ挑戦してほしいのが、1939年公開の不朽の名作『風と共に去りぬ』。
アメリカ南北戦争を背景に、大富豪の令嬢スカーレット・オハラの波乱万丈な人生を描いたこの作品は、歴史、愛、誇り、葛藤――“人間の深層”に触れるセリフで構成された、まさに「生きた文学」です。
同じ時代の古典映画『ローマの休日』が会話中心でやさしい印象なのに対し、『風と共に去りぬ』はモノローグや思想を語るセリフが多く、構文も豊かでやや難易度高め。
その分、語彙力・読解力・感情表現の英語がバランスよく鍛えられる点で、TOEIC800以上や英検準1級以上を目指す学習者に特におすすめです。
🌟「“英語を勉強する”というより“英語の中に生きる”感覚を味わえる作品。スカーレットの言葉は今も心に残っています」(50代女性・英語学習歴20年)
🌟「長くて難しいセリフも多いけれど、スクリーンプレイで一つ一つ丁寧に読めば、必ず力になると感じました」(40代男性・翻訳家志望)
スクリーンプレイ本では、英語の名セリフを直訳・解説付きで丁寧に収録。
読めば読むほど、“この言葉を英語で言ってみたい”という気持ちが湧いてきます。
繊細な感情や決意を、英語で表現できるようになりたい方には特に価値ある1冊です。
英語を、ただの言葉から「物語を紡ぐ力」へ。
『風と共に去りぬ』は、語彙の壁を越えて“伝える力”を育てる学びの舞台です。
あなたもスカーレットのように、言葉で人生を切り拓く力を手に入れてみませんか?
英語が希望を運ぶ言葉になる!『ショーシャンクの空に』で学ぶ、心に響く名セリフと表現力
難易度:★★★☆
「英語を通じて、もっと人の心に届く言葉を使えるようになりたい」
そんな想いを抱える英語学習者におすすめしたいのが、映画史に残る名作『ショーシャンクの空に』です。
舞台は刑務所。無実の罪で投獄された主人公アンディが、20年にわたる静かな反抗の中で見せる「言葉の強さ」は、英語の技術を超えた“伝える力”を私たちに教えてくれます。
日常会話中心の作品(例:『ノッティングヒルの恋人』)と比べ、『ショーシャンクの空に』は語りや手紙、回想をベースにした静かな表現が多く、発音が明瞭でスピードもゆるやか。
そのため、リスニング初級者〜中級者にも理解しやすく、特に“深みのある英語表現”を学びたい方に適した構成となっています。
🌟「モーガン・フリーマンのナレーションが聞き取りやすくて、毎日1フレーズずつ真似するだけでも力がついていく感じがしました」(30代男性・英語再学習中)
🌟「Hope is a good thing. のセリフが刺さって、英語って心を揺さぶれるんだと実感しました」(40代女性・翻訳志望)
スクリーンプレイ版では、セリフとナレーションの全文が英語・日本語で見開き掲載されており、英文読解の練習にも最適。
感情の機微を言葉にする場面が多いため、「語りかける英語」「落ち着いた表現」「状況描写の言い回し」などが体系的に学べます。
学ぶ英語に“重み”を感じたいあなたへ。
『ショーシャンクの空に』は、言葉の力で人を救い、未来を切り開くストーリーです。
英語を“知識”から“信念を語るツール”へと進化させたい方に、ぜひ手に取ってほしい一作です。
まとめ:あなたの「好き」が、英語力を変えていく
英語学習を続けるうえでいちばん大切なのは、“楽しい”という気持ちだと、私は思います。
今回ご紹介した13本の映画は、どれも感情が動き、セリフが心に残る名作ばかり。
そして、そのセリフを丸ごと吸収できるのが、スクリーンプレイという最強の英語教材です。
どの映画も、1回観ただけではもったいない。
繰り返し観て、読んで、口に出してみてください。
きっと、少しずつ「聞こえる英語」「話せる英語」が増えていくはずです。
まずは1本、気になる映画のスクリーンプレイを手に取ってみましょう。
「英語が話せるようになりたい」そんなあなたの第一歩を、映画の世界が後押ししてくれますよ。
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